東京都主催 見て・聞いて・触れる!はじめての電子カルテ講習会 講演

10月22日杉並区、11月5日荒川区、東京都主催の「見て・聞いて・触れる!はじめての電子カルテ講習会」にて講演を行いました。

電子カルテは16年前に導入し、このテーマでの講演は初めてだったので準備が大変でしたが、これまでの様々な工夫や困ったことをまとめ直す良い機会となりました。

これからの電子カルテの意義は単に「する」「しない」の問題ではなくなり、今後の日本の医療の基礎となる電子カルテの標準化と情報共有につながり、さらには日本の医療関連スタートアップ企業の発展から国力にもつながる問題となっています。

東京都内の診療所における電子カルテ普及率は、いまだ 58%で、アジアの国と比べてもかなり遅れをとる結果となってしまいました。何とか標準化を進め、そこから国民の医療を「より効率的」に「より安全」に守れる「医療DX」が行えるように引き続き東京都医師会・医療情報検討委員会としても発信と支援を強化してまいります。