【研究報告】当院医師が共著者の高血圧研究「ESCORT-HT試験」の論文が掲載されました

当院の常勤医・野村和至(医療法人社団野村医院 理事長)が共著者を務めた臨床研究「ESCORT-HT試験」について、追加解析の論文2報が、2026年10月に国際学術誌『Hypertension Research』(日本高血圧学会 英文誌)に掲載されました。

研究の概要

血圧のお薬(アムロジピン)を飲んでいても家庭血圧が高めの65歳以上の方に、2つ目のお薬として「エサキセレノン(MR拮抗薬)」と「ARB」のどちらを追加するとよいかを比べた、全国規模の研究です。同じ医療法人の野村医院(板橋区)が研究施設として参加しました。

主な結果

  • 75歳以上の方を含め、エサキセレノンはARBと同程度に血圧を下げ、副作用が増えることはありませんでした。
  • 糖尿病のある方では、腎臓の負担の指標である尿中アルブミンが減っていました。
ESCORT-HT試験の結果のまとめ。65歳以上の高血圧の方で、エサキセレノンはARBと同程度に早朝の家庭血圧を下げた
公表論文の数値をもとに作図(医療法人社団野村医院)

12週間という短い期間の研究のため、将来の病気の予防効果は今後の研究で確かめていく必要があります。研究の詳しい内容と院長の所感は、野村医院のお知らせ記事でご紹介しています。

当院でも、高血圧や糖尿病の診療を行っています。現在のお薬は自己判断で変更せず、気になることは診察時にご相談ください。担当医については医師紹介のページをご覧ください。

(本研究は第一三共株式会社の資金提供により実施されました)