東京都医師会「医療情報検討委員会」と第36回 医療とICTシンポジウム
約1年半にわたり、東京都医師会の「医療情報検討委員会」で委員長として活動してきました。この委員会では、「医療ICT(情報通信技術)はどのように地域の医師の役に立つのか?」というテーマについて話し合いを重ね、専門家の意見をまとめた答申(提言書)を作成しました。そして3月15日、東京都医師会の尾崎会長へ提出し、同日シンポジウムを開催しました。
この答申は、多くの方々のご協力のおかげで完成し、充実した内容になったと感じています。一方で、医療の現場が社会の変化に対応しきれないことで、知らぬ間に地域の医療体制が崩れてしまう危険性があることにも改めて気づかされました。これからの医療には、確かな方向性と強い意思が必要です。その答えを見つけるために、これからも意見を上げていきたいと思います。
理事長 野村和至

