4月6日、委員をしているTMA近未来医療会議の第4回公開シンポジウム「国民皆保険制度・医療保険制度の未来像」にて、「診療所が取り組む地域包括診療と地域包括ケアシステムへの挑戦」というテーマで発表してきました。
TMA近未来医療会議は東京都医師会が中心となり、With/Postコロナ時代における医療提供体制の抜本的な改革と社会保障の理想像について幅広く検討することを目的とし、東京ならではの忌憚のない提言を国や東京都に発信する新しい取り組みの委員会です。 財源や高齢化、現在の医療資源からは、あと20年後には日本の医療体制を保つことはほぼ難しいと考えられ、これらの問題に対して医師以外にも多くの学識経験者や有識者が参加し、活発な議論が行われています。
今回は、約7年前からコロナ禍前までに、大学で学んだ老年医学をベースに地域医療の将来を見据えて独自に取り組んできた当院の活動をまとめたものです。当時はこのような取り組みを世に出す機会が来るとは夢にも思いませんでした。何がどう繋がって、形を成すのか、本当に不思議に感じますが、ぶれない軸を見つけて、少しだけ挑戦的に取り組んでいると、きっと誰かが見てくれていて、それがドミノのように繋がり広がっていく感覚はなんとも言えません。何よりもこの素晴らしいメンバーに出会え、学べたことを誇りに感じています。
「診療所が取り組む地域包括診療と地域包括ケアシステムへの挑戦」
2023年4月6日開催 第4回公開シンポジウム動画
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